原理2:術式のイメージ ↔ イメージを自由に設計する(生成の方向づけ)
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3.1 呪術廻戦側の要点(比喩的に)
術式は“理屈”だけでは立ち上がりません。 術者の中で 像(イメージ)が結晶化しているほど、呪力の流れがブレにくい。
ふわっとしたイメージは、出力もふわっと散ります。
3.2 プロンプト側の原理(実務的に)
LLMに「何を作るか」だけでなく、どんな完成像かを渡すと品質が上がります。
- トーン:丁寧/フラット/熱量高め/硬め…
- 構成:見出し→箇条書き→結論、など
- 文字量:目安を置く(200字、A4 1枚相当等)
- 禁止:煽り口調NG、断定しすぎNG…
イメージ設計は、創作だけでなく 事務や教育でも強力です。
3.3 失敗例(悪いプロンプト例)
研修の案内文を書いて。
(誰向けか、どんなトーンか、何を入れるかが不明)
3.4 改善例(良いプロンプト例:コピペ可)
例:研修案内文(事務)
あなたは人事広報のライターです。新入社員研修の案内文を作成してください。
【完成イメージ】
・読み手が「いつ・どこで・何をするか」を迷わない
・トーンは丁寧で明るい(過剰にカジュアルにはしない)
・文章は短め、改行多めでスマホでも読みやすい
【含める情報】
・日時、場所、持ち物、事前課題、問い合わせ先
・不参加時の連絡方法(短く)
【出力形式】
件名:
本文:
(本文は200〜260字程度、箇条書きを必ず1箇所入れる)
【研修情報】
日時:<<<>>>
場所:<<<>>>
持ち物:<<<>>>
事前課題:<<<>>>
問い合わせ先:<<<>>>
不参加連絡:<<<>>>
例:短編の冒頭(創作)
あなたは小説編集者です。以下の条件で短編小説の「冒頭800〜1000字」を書いてください。
【完成イメージ】
・一人称、テンポは軽快
・1シーンで舞台と主人公の目的が分かる
・比喩は多用せず、感情は行動で見せる
【必須要素】
・舞台:<<<例:雨の夜の駅前>>>
・主人公の目的:<<<例:忘れ物を取り返す>>>
・小さな違和感(伏線):<<<例:時計が逆回転している>>>
【禁止事項】
・設定説明の長文(冒頭で世界観を語りすぎない)
・固有名詞の連発
3.5 ワンポイント(チェックリスト)
- 完成像を「読み手の行動/理解」で言語化したか
- トーンと構成(見出し・箇条書き等)を指定したか
- 文字量の目安で暴走を止めたか