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原理4:縛り(制限)による底上げ ↔ 制約で品質を上げる(フォーマット・評価基準・禁止事項)


3.1 呪術廻戦側の要点(比喩的に)

縛りは、制限と引き換えに出力を引き上げる発想です。 “できること”を削る代わりに、残した一点に力が集まる

自由度が高いほど強い、とは限りません。


3.2 プロンプト側の原理(実務的に)

LLMの品質は、自由に書かせるより 制約を与えた方が上がることが多いです。

使える制約は主に3種類:

  1. フォーマット制約:見出し、表、箇条書き、JSON、文字数
  2. 評価基準:何を良しとするか(正確さ、簡潔さ、網羅性など)
  3. 禁止事項:推測で断定しない、個人情報を書かない、攻撃的表現を避ける

縛りは“窮屈さ”ではなく、成果物の再現性です。


3.3 失敗例(悪いプロンプト例)

取引先へのお礼メールを書いて。

(文章量、トーン、入れるべき情報、避けたい表現が不明)


3.4 改善例(良いプロンプト例:コピペ可)

例:お礼メール(事務)

あなたはビジネスメールの校正者です。取引先へのお礼メールを作成してください。

【状況】
・打ち合わせ後のお礼
・相手は年上、丁寧で簡潔に
・次のアクション(資料送付)を伝える

【縛り(制約)】
・本文は180〜240字
・敬語は過剰にしない(二重敬語を避ける)
・「取り急ぎ」「ご査収」など硬すぎる定型語は使わない
・相手の社名・氏名は伏せ字(株式会社◯◯、◯◯様)で出力

【出力形式】
件名:
本文:

【入力情報】
相手:株式会社◯◯ ◯◯様
打ち合わせ内容:<<<要点>>>
送る資料:<<<資料名>>>
期限:<<<いつまで>>>

例:作品のレビュー(創作)

あなたは小説の編集者です。以下の短編(冒頭)をレビューしてください。

【評価基準】
・主人公の目的が冒頭で伝わる
・情景描写が過剰でない(動きがある)
・情報開示が早すぎない(説明過多を避ける)

【出力形式】
1) 良い点:2つ(具体的に引用せず言い換え)
2) 改善点:3つ(重要度順)
3) 具体的な改善案:各改善点に対して2案
4) 最後に「次の一手」チェックリスト:3つ

【本文】
<<<ここに貼る>>>

3.5 ワンポイント(チェックリスト)